STEP1.納豆石鹸「つるるとさらり」シリーズ 開発コンセプト

STEP1.納豆石鹸「つるるとさらり」シリーズ 開発コンセプト

1.赤ちゃんのお肌って、どうして「ツルツルサラサラ」なんだろう?

 私たちが毎日お風呂に入るのは、体をきれいにするためです。いきなりですが「きれい」って何なのでしょう?一言で言えば、「健康と美容」でしょうか。ばく然としたことは置いといて・・・。具体的には、「きれいにする」=「よごれをとる」ことですよね。

 毎日、仕事や家事、勉強など生活をしていると、いやむしろ、じっとしていてさえも、一日経つと、体の表面には、ほこりや垢がいっぱいたまってしまいます。

 だから、日々欠かさず、お風呂に入って体をきれいにするのです。シャンプー、リンス、洗顔料、そして石鹸は必須アイテム。髪を洗い、顔を洗い、背中を流して、湯船につかる。

 そんな毎日の入浴生活ですが、年齢を重ねるうちに皮膚(ひふ)はダメージも重ねていきます。角質化した皮膚や皮脂、汚れが充分に落ちないままでのメイクなど・・・。そして、ふと思いました。

「赤ちゃんの肌ってどうしてあんなにつるつるで、さらさらしっとりなんだろう?」

 「つるつる、さらさらした赤ちゃんのお肌」=「きれい」、つまり「理想形」、納豆石鹸「つるるとさらり」の開発コンセプトとなったのです。

2.納豆石鹸の素材へのこだわり

 納豆石鹸「つるるとさらり」のコンセプトの二つ目は、「素材へのこだわり」です。

 現代は、化学的に合成された素材が目に見えない形で氾濫している時代です。私たちは、生分解性素材を使用することで、人にやさしい、しかも自然にもやさしい石鹸の開発を試みました。開発のコンセプトは、「天然、自然、安心、安全」です。

 「コストを削減できる」とか「安定したものが大量に生産できる」とか、産業が進歩することによって受けた利便性は、その反面で自然破壊につながっていきました。石鹸も体を洗えるという利便性をを持っていますが、毎日大量に利用されている従来の石鹸は分解されないまま自然に戻り、自然を破壊していくことを考えるとおそろしい限りです。

 また、従来、化粧品の天然保湿成分として原料に用いられた代表的なものには、牛由来のコラーゲンや鶏由来のヒアルロン酸がありますが、動物由来の保湿成分は、動物保護の世界的な動きやウィルスなどの病原体感染など、使用を疎外する力が働いています。

 さらに、従来の石鹸には皮膚に働きかけ、皮膚がんの原因になる物質も使用されているのです。

 そんな石鹸事情の中で、微生物の力を借りて作られるPGA、天然の形で純度の高いものが得られるPGAを活用することで、人に安全でしかも自然にやさしい、安心のできる天然の石鹸を開発することに挑戦して参りました。

 この石鹸こそ、納豆石鹸「つるるとさらり」なのです。

次のページでは、
納豆石鹸「つるるとさらり」の5つの特徴
についてご紹介致します。

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